2013/04/19 異議有り!!
異議有り!!

先日、最高裁で水俣病訴訟の判決が出まして、国・県側が「敗訴!!」という判決が出ました。

現知事の蒲島知事は時を待たずして原告側に陳謝されたところは小生、「流石、オラが県の知事さんバイ!」と感心しておりました。

ところが本日、熊本県の地方紙によりますと環境省の政務事務次官の発言で
「国の水俣病診断基準は否定されていない」と発言されている記事が地方紙のトップに掲載されておりました。

「一方聞いて沙汰するな。」と言う諺があるように果たして報道がこの環境省の政務事務次官が「国の診断基準は最高裁に否定されていない!」と言ったのか真偽の方は不明なのですが、もし、本当に「診断基準を否定されていない!」と思っているなら我々、小市民と随分と考え方に違いがあるのだろうと考えざるえません。

やはり、最高裁の判決で敗訴したのだから正すべきところは正し、診断基準を変更すべきところは変更するのがスジではないか?と考えてしまいます。普通の小市民ならば、、、苦笑

「我が身をつねって人のいたさを知れ」と言う諺もあるようにこの環境省の政務次官様ご自身かその身の回りにいる子どもや奥様方が水俣病に罹患していたら「診断基準は否定されていない」等と本当に発言出来るかどうか甚だ疑問でありました。

最高裁の判決で国や県が敗訴した数日前から「水俣病」の本当の戦いが始まった。と小生は考えております。

杓子定規に物事を硬意地張らずに素直に「ごめんなさい」ってなんで言えないか理解に苦しむところであります。
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